デイサービスで介護の仕事をする魅力

デイサービスは通所介護施設の1つで、介護職員は比較的軽度の要介護者を日中だけ施設で預かり、介護サービスを行っています。老人ホームなどの入居施設と異なり、夜勤がないので職員は毎日定刻に退勤することが可能です。日勤のため、交代制の不規則勤務などが原因で体調不良になるリスクもありません。また、デイサービスでは、一般的な介護施設と同様に、来所時にはバイタルチェックを行い、食事や排泄の介助などの身体介護も実施しますが、一方で利用者が楽しめる娯楽やレクリエーションを充実させることも重要な業務です。デイサービスでは、他人とコミュニケーションが図れる軽度の利用者が集まり、スタッフ相手や利用者同士で交流することを主要な目的としているからです。

したがって、様々な年中行事の他、利用者の誕生日や記念日などにイベントを準備して、利用者を飽きさせない工夫をしなければなりません。利用者と対話しながら、どんなイベントなら利用者が笑顔で過ごせるのかを考えて実行することは楽しい仕事で、デイサービスの仕事の魅力だと言えるでしょう。さらに、通所施設では、利用者の送迎も重要な業務です。この際、利用者の家族と顔を合わせ、利用者の体調などを聞いて介護サービスに備えます。そこで、高齢者を預ける家族から、感謝の言葉を伝えられて勇気付けられることもあるでしょう。利用者を通じて家族の人たちと頻繁に交流できることも、デイサービスの魅力と言えます。